2024-04-16 桜の花も散った頃の季語 俳句 満開だった桜も散ってしまいました。 あと少しでもう初夏の気候です。 咲いている花もつつじ、ふじ、などですね。 今頃の季語と言えば、 落花、残花、遅桜 などの花あとの季語や、藤、躑躅 などの花の名前があります。 落花は、桜の花びらが散ること。残花は、ほとんど散ってしまった桜の木に咲き残っている花のこと。遅桜は、遅れて開いた桜の花。 ・雨足の中に落花のあるところ 稲畑汀子 ・残花とも遅桜とも吉野山 稲畑汀子 ・さきそめし藤の花まだ棚の上 恒成久美子 ・夕闇にいつまで白き躑躅かな 久保田万太郎