2024-02-08 春の歳時記から 春浅し 春の歳時記の中に、早春よりもう少し早い時期を詠む 春浅し (はるあさし) があります。 浅き春、浅春(せんしゅん)とも 梅のつぼみが膨らんで、ひとつ、ふたつ、と花が咲いてくるころ、 早春よりもっと短い期間を詠むようです。 白き皿に絵具を溶けば春浅し 夏目漱石の句です 立春をすぎて、まだまだ冷たい風が吹いて寒さを感じるけれど、何か、少し春を感じる頃なのでしょう。